6.シリグリ ホテル探し
市場付近は人ごみが凄かった。それでも今日の宿を確保しなければならない。重い荷物を引き摺って、歩き始める。先ずはバスの切符売り場、旅行社と書かれているので何か手がかりがあるかと思うが、そんなホテルは知らないと断られ、代わりのホテルを紹介してくれもしない。不思議だ。

市場付近は人ごみが凄かった。それでも今日の宿を確保しなければならない。重い荷物を引き摺って、歩き始める。先ずはバスの切符売り場、旅行社と書かれているので何か手がかりがあるかと思うが、そんなホテルは知らないと断られ、代わりのホテルを紹介してくれもしない。不思議だ。

陽が西に傾いている。急がないと途方に暮れるかも、いや既に当方に暮れていたかもしれない。道沿いに少し歩いて2-3聞いてみると、ある人がここを真っ直ぐ1㎞行くとそのホテルがある、と言う。感謝して歩いて行ったが、どこにもなかった。もうその頃にはシャングリラホテルは夢となり、現実的に泊まれそうなホテルを探し始める。
大きな道沿いはかなり煩そうだったし、きれいなホテルも見当たらない。どうしようか見ると、こぎれいなレストランが目に入る。そこの後ろがホテルだった。が、しかしそのホテルはかなり汚かった。それでも800rpもするというので、部屋を見たが辞めた。疲れが出始めた。シェアタクシー修行4時間半もあり、もうあまり気力はない。ふらふらと歩いて行くと、そのすぐ先にこぎれいなホテルが見えた。看板に三つ星ホテルと書いている。
中に入るとロビーが実に立派で、クーラーも効いていて、ここだ、と思ってしまう。料金は1600rpで朝食はおまけしてもらった。部屋はそれどよくないが、お湯のシャワーもでると言う。Wifiが故障中とかで、使えないが、夜はモデムを貸してくれるとも言う。インドもサービス精神が出てきなと感じ、ここに泊まる。