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2012.04.07

 旅行記(ベトナム)

ベトナム中部散歩(30) トラブル解決能力

11月3日(木)

(6)   ガイドのトラブル解決能力




翌朝は6時過ぎには目が覚めてしまい、起床。ホテルでビュッフェを食べる。まだお客は殆どいない。料理も全部で揃っていない。風に吹かれ、川を眺めながら、ゆったりと食べる。これも一つの旅か。




今日は昨日予約したフエ一日観光ツアーに乗る。ホテルにバスが迎えに来るというので待つ。昨日の旅行社のお姐さんがやってきたので、すぐ分かる。既に欧米人がたくさん乗っていた。




ガイドはお兄ちゃん。かなり慣れており、スムーズ。と思っていると、お兄ちゃんが「このツアーには各施設の入場料が含まれていませんので、これから徴収します」と告げた瞬間、最後に乗って来たドイツ人が騒ぎ出す。「俺はそんなことは聞いていない」




さて、ガイドはどうするのかとみていると、「あなたに言いたいことがあるのは分かったが、個々にはツアーを楽しもうとしている人々がいる。基本的にはあなたがこのツアーを頼んだ旅行会社に後で文句を言って欲しい。が、もしどうしても必要なら、後で私が話を聞く」と堂々と告げる。

日本などでは兎に角先ず謝る、とか、お客様第一とか言って、トラブルを助長してしまう傾向があるが、彼には解決能力がある。実際他の欧米人の目もあり、このドイツ人、しぶしぶながらも、入場料を支払っていた。逆に言えば、ベトナムではトラブルが頻発しており、解決能力が鍛えられているということか。