(2) ホテル東屋のH君
今回Nさんのご紹介で東屋という宿に宿泊。ここのオーナーは若き青年H君。大学卒業後、LAに留学。そこでフリーペーパー社長と知り合い、そこで働く。その後東南アジアでの起業を思い立ち、ホーチミンへ。きっかけはNさんの雑誌スケッチの広告の多さ。ベトナムにビジネスチャンスがあると感じたという。NさんとLAのフリーペーパー社長が知り合いだったこともご縁。
スケッチでインターン数か月。7月にはホテルを買い取り、9月開業。ホテル経験はまるで無いが、凄いバイタリティー。開業後、問題が色々と出て来ているが、それもチャレンジと笑顔。
このホテルの特徴はターゲットを日本人出張者に絞っていること。日本語で対応してくれ、アジの干物など日本食の朝食が提供される。NHKの衛星放送も映る。そして屋上には何と露天風呂がある。私が入った時は小雨が降っていたが、何となく風情があり入る。
40ドルでこのサービスなら、上手くいけば人気が出るかもしれない。それにしてもH君のバイタリティーあふれる行動には驚いた。そしてこれからはこういう時代なんだ、と肌で感じた。