衣装作り
パゴダの小山から降り、お寺とお別れ。女子学生達のお楽しみ、地元の人が着る民族衣装を作りに行くというので、見学に行く。朝の散歩でも分かった通り、今日はイスラムのお祭りで通りの店はどこも閉まっている。が、表通りを一本入ったラカイン族のお店は普通にやっていた。
狭い間口の店に一気に10人以上の日本人が押し寄せたので、店内は身動きできなくなる。女の子たちはあっと言う間に生地に手を伸ばし、どれが似合うか、などと始まる。我々は店の人が座っている側にスペースを貰い、茶を飲みながら眺めている。
ラカイン族の民族衣装は何という名前か聞いたような気もするが忘れてしまった。上下セパレートで、同じ柄でも違う柄でも生地を買えば作ってくれるという。この辺の臨機応変さが良い。値段も500-600タカ。しかしそうなると選ぶのに相当な時間が掛かる。選んだ生地は2-3日で仕立てられるという。数日後にファッションショーがあるだろうか。
適当な所で失礼して、先生の家に戻る。昼ごはんの支度が出来ている。野菜とエビの入ったスープが美味い。野菜も軽く炒めている。ラカイン族の食事は実にシンプルで健康的。昔からの伝統が生きているのだろう。