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2012.05.10

 旅行記(アジア)

バングラディシュ・スタディツアー(15) ボランティアは誰のため

11月8日(火)   (4)  三日目午前    薬

翌朝起きてみると男子チームの一人、T君が何やら顔をしかめている。聞けば、昨晩何かに刺され、右腕が張れ上がるほど、食われている。私も先日インドのデリーで同じような症状になったが、結局何もせずに放置。相当の痒みがあったが、いつしか治っていた。

先生の奥さんが何か塗り薬を持って来た。何かを磨り潰して作った自家製薬かもしれない。かなり毒々しい色の薬を腕に塗られたT君、痛々しい。ただ後で聞くと、かなり良くなったという。ラカイン族の人々の昔からの知恵は偉大であった。




朝ごはんにもち米が出た。実に餅もちしていた。ココナッツをかけた所はミャンマーのシャン州で食べたものと同じだった。




ゴミ拾い

食後、昨日延期したパゴダ周辺のゴミ拾いに出掛けた。今日もいいお天気。お寺を通って学校の前に行くと今日もイスラムの子達が待ち構えていた。学生達が教えた日本語も段々流暢になり、挨拶も『おはよう』になる。




パゴダ周辺のゴミは相当あった。初めはどうするのかと見ていた学生達もバラバラになり、拾い始める。ラジョウが焚き火を始める。拾ったゴミはそこにくべられ、焼かれる。日本では今や焚き火禁止の所が多い。久しぶりに焚き火した。焼き芋したい気分。




燃える火を見ながら、各人考える所があったと思う。しかしこのボランティア、ちょっと空しい物がある。地元の人が殆ど参加していない。地元の人がしないことをしている外国人は自己満足に過ぎないのではないか、私はそんな風に感じた。学生はどうだったろうか。