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2012.05.11

 旅行記(アジア)

バングラディシュ・スタディツアー(16) 村の会議に出席する

パルディソ村へ

活動後、昼飯前に出掛ける。パルディソ村というラカイン族しか住まない場所へ行く。オートリキシャーと電気自動車に分乗して行く。コックスバザールの市内を抜け、農村地帯に入った。かなり豊かな田園風景が広がる。風も心地よい。木で作られた素朴な家が続く。







30分ほどで村に到着。そこはこじんまりした、のどかでいい感じの村。ある大きな家に入る。高床式の家の下にテーブルとイスがあり、座る。風が爽やかに吹きすぎる。今日は村のミーティングに参加した。




実は村には以前交通手段がなく、2年前に我々が乗って来たオートリキシャーと電気自動車が買いこまれたが、この運営がなかなか上手くいかない。車の修理費の方が乗車料金よりかさむこともあるようだ。ではどうするか。




我々日本人なら『何とか収入増加の道を探る』『経費節減方法を検討する』などの話が出るだろう。勿論この会議でも出た。だが、村人たちは今一つ煮え切らない。『車が必要か』と聞けば、必要と答えるが、その為に努力するか、と問えば沈黙する。この考え方の違いはビジネス上でも必ず押さえる必要がある。結局結論は出ず、もう少し様子を見るということになる。不思議だが、結論を急がない会議もよいかと思う。