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2012.05.16

 旅行記(アジア)

バングラディシュ・スタディツアー(20) バングラディシュの銀行は変化の真っ最中

(7)    四日目午後    銀行

学校は午前で終了。午後はSさんと市内の銀行へ行って見た。バングラディシュの銀行と言えば、例のマイクロファイナンスのグラミン銀行ばかりが有名であるが、普通の銀行はどうなのだろうか。とても興味があり、出掛ける。

市内にはいくつかの地場銀行があるようだったが、驚いたのはビルの1階に銀行が無かったこと。2軒行ったが2軒とも2階にあった。これはどうしてであろうか。強盗が多いのだろうか??




1軒目は古い国有銀行とのイメージで、店内は薄暗く、椅子も汚れていた。正直銀行というよりどこかの中堅企業のオフィスに来た感じだ。預金レートや両替レートを聞きたかったが、担当者がいないなどで、なかなか話が進まなかった。この銀行、日本で言えば数十年前の雰囲気か。銀行が床の間を背にお客に対している。資金不足のバングラでは、これが実態だろう。

2軒はすぐ近所になったが、1軒目とは全く異なっていた。明るい雰囲気、きれいなオフィス。最近出来たらしい。担当者は英語を話し、スムーズに応対していた。でも面白いのが、高の預金金利はこの新しい銀行の方が高いということ。新設銀行で信用が不足しているのだろう。やはり国有は強いのか。




タカの金利は年率で10%を超えているようだ。ただ外国人が口座を開設するのはかなり面倒に見えた。昔の中国を想起させる。金は欲しいが、変な金は困るということだろう。因みにどちらの銀行もお客は少なかった。ATMはあったのでそれを使っているのか、それとも銀行に預ける習慣が無いのか。