テクナフの市場
再びバスに乗り、国境の街テクナフへ。左側に川がはっきり見えて来てくる。ビューポイントでバスを降り、ミャンマーを撮影する。その先左側には港も見えたが、門は閉じられていた。
テクナフはそれほど大きい街には見えない。我々はバスを降り、ラジョウに従い、街中を通過し、マーケットへ。ちょうど昼時のせいか、人通りは少なく閑散としている。このマーケット、何でも売っている。服や雑貨から、携帯や電化製品まで。全て国境を越えて来た輸入品で、良く見ると漢字やタイ語が表示されている。この街からバングラディシュ中に商品が送られていくらしい。
リンゴを売っている店で聞くと、中国北部から来たものだという。一体どうやってくるのだろうか。雲南省までは中国国内をトラックで、ミャンマーに入って積み替えるのか。そして最後が船で渡って来るらしい。何日かかるのだろう。このリンゴの鮮度はどうなのだろうか。一度このルートでバングラから中国まで辿ってみたい。しかしS氏によると、アジアンハイウエーもミャンマーで切れており、個人がこのルートを取ることは難しいようだ。
川は国を隔てているが、あまりにも狭い。小さな船が沢山停泊し、いつでもミャンマーへ行くことが出来る。但し外国人は実質的に通行禁止らしく、簡単ではない。行けないと言われると行きたくなる、特にミャンマーは過去4回も行った土地だが最近ご無沙汰している。ミャンマー旅行が思い出される。