12月21日(水)
5. トンレサップ湖 トンレサップ湖へ行く
豪華なホテルで朝食を食べる。デニッシュあり、フォーあり、お粥あり。フルーツまでフルコース食べてしまった。体が欲していたのかどうか、その後体が重たい状況が続く。やはり自然に生きなければ、体も辛い。それでも人間、あれば食べてしまう。どうしたものだろうか。
9時にトンレサップ湖へ行く。前回行けなかった場所なので、ちょっと楽しみ。ただサレンの説明だと、どうなるのかイマイチ状況が掴めない。先ずは行って見るか。国道を南下、途中で右に折れ、村々を抜けていく。村では牛をたくさん買っていたが、何となく痩せている。これは農耕用なのだろうか。草が大量に積み上げられ、牛のえさになっていた。
1時間ほどでトンレサップ湖行きのボート乗り場に到着。17ドル支払いボートへ。10人ほど乗れる小型船に私一人。運転はまだ少年に見える若者。二人旅だ。最初は狭い溝沿いに、多くの船をかき分けて進む。乾季に入り、水位が下がっているらしい。少年は巧みに船をよけて行く。
少し行くと広くなる。川のようだ。この川を遡る感じ。警察が見え、学校も見える。するとその先は水上生活者の村。皆高床式。生活がボートから見える。交通手段も小舟。学校に行く小学生の女の子が自分でボートを漕いで行く。物を売る人もボートで家に近づく。全てが船で成り立っている。
サレンが小舟でジャングルへ行け、と言っていた。何のことか分からなかったが、ボートの運転手に伝えると、20分、5ドルと言われ、近くの家に案内される。お姐さんが小舟でやって来て乗れという。乗り込むと今度は向かいの家へ。そこで少女が乗り込む。そしてまた元へ。ドライバー交代、と言ってお姐さんは降りていく。少女は無言で漕ぎ始める。