アンコールクッキー
続いてこちらも興味あり、との話でアンコールクッキーを買いに。夕方6時前、夕食前の買い物ということか、日本人観光客でごった返していた。そこそこ広い店に入りきれないほどのお客さん。その勢いは想像以上だった。シュエムリアップに来る日本人観光客は必ず寄る、という賑わい。
ここのクッキーはカンボジアの感覚ではバカ高い。日本の土産物の値段から考えても、それほど変わらない。味も日本とそうは変わらない。何故ここまでお客が来るのか。何か仕組みがありそうだが、恐らくは旅行会社とのタイアップであろう。勿論カンボジア土産が無い、というポイントは高い。また駐車場スペースが広い。オールドマーケットでは大型バスの駐車は難しいが、このショップにはバスが停まれる。これは大きい。元々この状況を想定して場所を選んだのであれば、凄い。
シェムリアップ最後の夜はサレンの意向でBBQとなる。ローカルBBQは非常に混んでいて、カンボジアの所得向上が伺われた。飲み物は飲んだだけ支払う。ビールのキャンペーンガールもおり、雰囲気はタイに近い。肉はちょっと硬いが、塩を付けて食べるとなかなかイケル。サレンは別のソースを使い、ゴマなども混ぜ、自分のソースを作って食べる。きゅうり、キャベツ、トマトなどの野菜は氷の上に乗って一緒に出て来た。一瞬大丈夫かと思ったが、何ごともなく、美味しく頂く。
ひっきりなしに物売りが来た。女の子、男の子、お姐さんなど、様々。卵やスナック、タバコなどを持って各テーブルを回る。買っている人はいないが、これで商売が成り立つのだろうか。この風景は以前も東南アジアでよく見たが、何となく物悲しく、現実を突きつけられているようでやるせない。