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2012.07.24

 旅行記(アジア)

チェンマイ散歩(6) 龍眼(ラムヤイ)の中国輸出

ラムヤイ(龍眼)

そのラムヤイだが、本当にその辺にいくらでも生えている。ラムヤイの林、など日本では想像できないが、何ともいい雰囲気な木々である。



 

道沿いに小屋が見えた。外で人が何か作業していた。覗き込むと先方も首を突き出してこちらを見る。更に見るとラムヤイの木の下で数人の男女が作業していた。ラムヤイを取り、仕分けしているのである。




小屋の周辺では更に多くの人が籠を前にして仕分け作業をしていた。近所の若い娘からおばさんまで、何だか楽しそうに見えるが意外と大変な作業のような気もする。ラムヤイの実を大きさや熟度に応じて分けているようだ。

このラムヤイはタイ国内に出荷されるのだろうか。聞いてみて驚いた。ここで仕分けされた後、近所のある中国系工場に運ばれ、そこで乾燥工程に入る。そして乾燥ラムヤイが中国に輸出され、何と中国産龍眼として、日本に漢方薬などとして再輸出されるというのだ。




中国産漢方薬は多いが、残念ながら必ずしも原産国が中国ではないケースが増えているのだろう。そういえば、中国とアセアンのFTAが締結され、農産物も加工品も完全がゼロになっている。今後タイの農業もアジアを、特に中国を向いて作られていくのだろう。