昼飯 日本語姐さん
昼時になる。この辺の名物、カオソイを食べさせるお勧めのレストランを目指したが、何故か休みだった。そこで街道沿いにある麺屋に入る。とてもゆったりした店で、真新しい自宅の横に半外のお店を作ったという感じ。
お昼の柔らかい日差しが少し差し込む。腹は減ったが、眠気にも誘われる、そんな感じのテーブルに着く。豚肉ラーメンが出て来る。これは肉の味がよく沁み、ネギなどの薬味も効いていて、実にウマい。また麺がラーメンというのもいい。ミートボールも付いている。これはもう完璧だった。
そしてどうしても我慢できなくなり、お替りを頼むことになった。オーダーを取りに来たお姐さんは何と日本語を話した。聞けば、2年ほど、日本で生活したことがあるという。しっかりした日本語だった。でも日本より地元の方が良いという。日本ではどんな生活を送っていたのか、知りたくもあったが、敢えて聞かなかった。
2杯目は牛肉きしめんに替わった。もやしがちょっと載っているのが良い。こちらはほど良い濃厚な味わいで、グッとくる。本当に何杯でも食べられそうな、いや、止めておこう。日本語を話しお姐さんも他の従業員も既に完全に休息ムード。我々が帰ればお昼寝だ、と顔に書いてあった。