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2012.08.23

 旅行記(中国)

カシュガル散歩(8) カシュガル地名の由来 モハマド・カシュガリ

2月12日(日)   (2)   2日目

ムハマド・カシュガリの墓

朝起きて、ちょっと外を散歩する。相変わらず寒く、日も差さない。正直新疆の冬、というイメージを全く持ち合わせていなかったが、当たり前だが、夏のカラッとした暑さとは異なり、少しジメッとした空気が漂う。




郊外の観光地に行くという。途中で水を買いに寄った商店では、新疆でよく飲まれている湖南省のレンガ茶が沢山売られていた。昔は地味なパッケージだったが、最近は明るい包装なども出て来て少しオシャレになっている。




田舎道を30分ぐらい行くと、モハマド・カシュガリの墓があった。彼はその名の通り、ここカシュガルの地名の由来ともなった人物でウイグル人にとっては偉大な存在のようだ。11世紀に出たウイグルの大学者で「トルコ語辞典」を編纂した。1008年から1105年まで生き、長くバグダッドに滞在し研鑽に励み、1080年にこの地に戻ると、学院を創設。多くの学生を輩出し、ウイグル文化に貢献した。







この地には彼の墓があり、また記念館にもなっている。敷地は広大で、雪が積もる中、歩いて行くのは大変だった。残念ながら観光客の姿は殆どなく、地元の子供が薄着で走り回っている光景が長閑な雰囲気を出していた。