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2012.09.13

 旅行記(中国)

カシュガル散歩(28) ウルムチ 河南の運転手

2月17日(金)  (6)   ウルムチ3日目

今朝は寝坊した。外は白いが雪は降っていない。泊まっているホテルはトマリス。ロシア風の建物で、由緒正しそう。昨年夏にウルムチに来た時、このホテルでウイグルショーを見て、皆で踊ったのが懐かしい。今は冬、宿泊客も少ない。


北京時間9時半から朝食のビュッフェがある。ロビー脇の食堂は薄暗く、何となく寂しい。特に美味しい物はないが、一通り揃っており、食後に紅茶を飲むと何となく、ロシアに居るような気分になる。




午後一のフライトでシンセンに向かう。ホテルにはJ教授の弟子がやって来て、タクシーの手配などしてくれる。ところがホテルのボーイはタクシーを手配しようとしない。別に空車はいくらでもあるのでよいのだが、彼女は困っていた。私は道に出て軽く手を上げ、タクシーを止める。

運転手はやはり河南省から来たと言い、近道を知っているからと空港道路を外れる。脇道を何本か通ると空港へ行く道に出た。確かに近かったようだ。彼はウルムチに来て何年にもなるようだ。河南省は中国一人口の多い省。1億人を超える。漢族の流入、と一言では言えない何かがある。

空港では混乱もなく、遅れもない。今回初めて穏やかなフライトとなった。                                                             (完)