韓国が目立つハノイ
午後タクシーに乗り、もう1軒の茶屋へ行く。ところがズンさんが調べた住所に茶屋はなく、近所で聞くと既に廃業していた。お茶屋はそんなに簡単なビジネスではないようだ。その近くに民族博物館があったので、覗いてみる。ベトナムに居る各民族の特徴が述べられており、また屋外にはそれぞれの民族の家屋なども展示されている。
続いて、市内視察。一際聳え立つ70階建てのビル、これは韓国資本が建てたという。同時期に日本企業にも話があったが、リーマンショックで断念したらしい。何故韓国に出来て日本に出来ないのか。隣には48階建ての高層マンションが2棟。発売と同時に売り切れるほどの人気だったらしい。日本円で数千万円もするマンションが買える人って、今のベトナムでは誰なんだ。海外帰りのベトナム人ではないらしい。
日本大使館は広大な敷地であった。何でこんなに大きいのか、ODAに対する見返り、とも言われている。実際ハノイでは道路も空港も皆日本のODAで作られている。韓国は実利を取り、日本は支援を取っているのか。日本大使館の向かいには巨大ショッピングモールの建設が進んでいた。ここも韓国系だった。どうなっているのか、日本。