9月17日(月) バンコックでタイ人向けヨーガ講習に参加
今日は大学の同窓生でインド在住20年を超えるA師が教えるヨーガ講習に参加してみた。過去日本の穂高でのヨーガ合宿にも参加したことがある。夕方5時半から8時まで、参加者はタイの社会人だ。タイでも近年ストレス社会を迎え、ヨーガのニーズが高まっている。
会場は某大学校内。このようなプログラムに大学が助成を行い、社会人を受け入れているという。日本ではヨガスクールなどへ行かないと習えないヨーガがここでは公的な支えで成り立っている。A師との待ち合わせ場所へ着く頃には豪雨となり、会場へ移る頃には校内は軽い洪水状態。昨年の洪水が少し頭を過る。
会場には三々五々、受講者が集まり、ヨーガマットの上で思い思いのポーズを取る。その姿は自然。タイ人はヨーガを知らなくても、基本的な座り方は心得ているという。座るという生活習慣から来るのか、宗教的なものから来るのか。
A師が教えるハタヨーガは非常に地味で、フィットネスだ、ダイエットだ、とは完全に一線を画している。タイ人もこのヨーガに溶け込んでいるように見える。実技は師が英語で話し、通訳がタイ語にする。何だかこうしてみると違うものに見えるから不思議。
アーサナを一通り行い、呼吸法も行う。久しぶりの私は用語も忘れてしまい、体も痛く、A師夫人の丁寧な日本語での説明にも拘らず、途中で脱落。A師のヨーガは無理をする必要もなく、止めたい時に止め、休息も自由に取る。これが良い。体を曲げすぎるな、器械体操ではない、といつも言う。
2時間ほどで実技が終了すると怠けていた私でさえ、爽快な気分になるから不思議。これを毎日ちゃんと続ければよいのだが。11月後半の合宿にはもう少しきちんと臨もう、思うのだが。