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2012.10.01

 旅行記(ベトナム)

ハノイでお茶を(17) ハノイ タクシーが走らない魔の時間帯

タクシーが走っていない

午後紹介のあった日系IT会社を訪問した。オフィスの場所が宿泊先から結構離れていたが、タクシーで言われた通り行くと何とか行き着いた。ベトナムの人の気質や人材状況など、為になるお話を聞く。


そして夕方4時半、オフィスをお暇してまたタクシーで戻ろうとしたが、タクシーが全く走っていない。ビルの前で10分待ったが、1台も走っていない。よもや、と思ったのは、中国でもあるタクシー運転手の食事タイム、または交代時間。もしそうなら捕まえるのは絶望的かもしれない。しかしバス路線は全く分からない。というより、自分の正確な所在地すらはっきりしない。

5時半には宿泊先ホテルでの待ち合わせがある。どうしようか、と思っていると1台の車が停まる。白タクかと思い、ホテルの場所を告げると、「いいから乗れ、金は要らない」という。そういわれると逆に疑ってしまう。それが中国で生きて来た証だ。ただより高い物はない、のだ。残念ながら断る。もしかすると単に親切な人だったのかもしれないが、万が一を考えるといくら焦っていても、乗れなかった。

仕方なくもう少し広い道まで行った。しかしここでは渋滞がひどくなりつつあり、タクシーなど全く見付からない。するとバイクに乗ったオジサンが声を掛けて来た。バイクタクシー、これに賭けてみることにする。行先を何度が言い直したが、大丈夫か。バイクは私を後ろに乗せ、渋滞の車の間を縫っていく。そして意外なほど安全運転で、危ない感じはない。何とタクシーとほぼ同じ時間で着いてしまった。勿論料金は半分以下だ。ベトナムにも色々と便利な手段がある。もう少し言葉が出来、地理が分かれば、是非活用した所だ。




夜は大学の後輩のご主人がハノイに駐在しており、会う。ついでに会社の方々を数人連れて来て頂き、中国とベトナムの違いなどをヒアリングする。中国人は素晴らしい、という言葉が何度も出た。中国ではなかなか聞かれない言葉だったが新鮮だった。

因みに連れて行ってもらった日本料理屋さんは最近ハノイに出て来た。元は岐阜の料理屋で名古屋に支店を出した次は、東京ではなく、ハノイとなったようだ。日本の景気は外食産業を海外に押し出している。