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2012.10.07

 旅行記(中国)

福州 お茶の原点を訪ねる(4) 福州 景観に合わせるスタバ

福州散歩

午後は林則徐記念館へ行く。例のアヘン戦争時の総督林則徐はここ福州の出身である。やはり福州とお茶の関係は切っても切れない。この記念館の中には実に太くて根が張り巡らされた大木がある。これは林則徐の確固たる信念を象徴しているのだろう。特に庭が素晴らしい。お茶に関する記述は少しだけあった。




その後ぶらぶら散歩して、三坊七巷という昔の街を再現した通りに出た。観光客が多く、賑わっている。ここで驚いたのが、スターバックスとマック。2つともいつもの外装は影を潜め、かなりシックな作りとなっている。一瞬偽物かと思うほど、見かけは違っていた。これが周囲との協調、景観を損ねない措置なのだろう。お金になれば何でも妥協する姿勢、素晴らしいと言っておこう。







また紙芝居のような出し物が有ったり、子供達が飴をなめていたり、と懐かしい風景が続く。日本人が見ても懐かしいと思うのだから、中国人にも懐かしく感じるのだろうか。最近中国の都市にはこの手の時代物通りが続々誕生している。何かしないとお客が呼べないのは事実だが、地元の人はどう思っているのだろうか。




様々なお茶屋が店を出しているが、どれも観光客目当てのようで、じっくりお茶を味わえそうな雰囲気もなく、またよいお茶を揃えているとも言い難い。お土産用に高いお茶は沢山あるようだったが。