3. 福州3日目(16日) 飲茶を食べながら
翌日午前中はフリーということで、ホテルで休む。少し疲れが出ているかもしれない。そんな時は休むに限る。
そして昼ごはんは皆で飲茶へ行く。主目的は正山堂の広報担当を接待することで、私もそのお零れに預かる。中国的には重要な来客があれば、何をおいても食事を共にする。魏さんと正山堂がどういう関係で、どんな取引を、いや駆け引きを行っているのかは知る由もないが、こういう場面も面白い。
皆でワイワイ言いながら、点心を食べているだけのように見えて、魏さんの親戚で会社を共に支えている魏小姐は、要所要所で色々と聞き出している。営業担当は営業の、業務開拓は商品の話を小出しに出す。皆役割があって参加している。
飲茶は、台湾式ではなく、香港式。一つ一つ美味しく頂く。ただ福州の人は北の中国人と違い、それほど一度の量を食べない。この辺もまた面白いところ。お茶は持参したお茶を淹れて飲む。