シンセンへ行く(1月26-27日)
今日は朝からシンセンへ行く。DBからシンセンに行く方法が分からず、昨日同様欣澳までバスに乗り、そこからMTR、ウエストラインからイーストライン(昔はKCRって言ったんだよな)へ乗り継ぐと、羅湖に着いてしまった。家を出てから2時間で羅湖の国境を越え、シンセン入りしていた。イミグレも空いていて、速いと言えば速い。
お昼は大学の後輩Kさんと。彼のオフィスに行くと、社員も待っていてくれ、湖北省出身者が武漢料理へ連れて行ってくれた。武漢料理、あまり馴染みがない。私が武漢へ行ったのは25年前、あの三峡下りで辿り着いたのだが、そこでも稀有な体験をしていた。
http://hkchazhuang.ciao.jp/asia/china/mukashi09tibet.htm
武漢料理は煮込んだスープと清蒸魚が有名だとか。スープは豚骨といった感じがあっさりしていて美味しい。魚も脂がのっていて美味。菜心と豚バラの炒め物も癖になりそうだった。
そして急遽本日シンセンに泊まることになり、宿を探そうかと思っていると、湖北出身の女性がレストランの近くのホテルに案内してくれ、おまけに元の勤め先の契約を使って部屋代の割引をしてくれた。如何にも中国的でうれしい。このホテル、全国展開のチェーン店。この手のホテルの泊まるのは初めてだが、部屋も清潔で機能的。ネットも自由に使えて満足。
午後は茶葉世界へ。今後のお茶会などイベント用のお茶を見る。飲茶に合うお茶、なんてあまり考えたこともなく、迷う。これも経験か。10数種利を試飲、あっと言う間に3時間が過ぎる。
夕飯の予定がキャンセルになる。10年前からいつも行っている日本食レストランへ顔を出したが、ビルのその階は全面改装中。とうとう無くなってしまったか、シンセンの心のオアシスが。ということでホテル近くの茶餐庁でイカご飯を食べる。これはこれで美味いのだが、何となく寂しい。
そしてホテルですることもなく、特にツイッター、Facebookが使えない所ではよく眠れるので、8時には就寝。何と起きたのは翌朝の8時だった。シンセンに寝に行く?
翌朝、何となくホテルから出ない。ランチの約束までウダウダ。こんな時間があってもよい。チェックアウトして、大劇院へ向かう。ここは何とホテルから歩いて行けた。その裏に新しく出来た京基100というショッピングモールへ。とてもおしゃれで驚く。隣にはホテル・セントレジスも出来ていた。
ここで3日目に香港で会った劉さん、1年前にシンセンで会った李さんと会う。劉さんの息子も同席。復旦大学の理工系とか。将来日本へ留学したいと言ってくれて嬉しいが、就職先は日本企業ではなさそう。
そして茶葉世界へ戻り、注文した茶葉を取る。そこで数年前に会った潮州人と再会。昨今の中国情勢などで面白い話を聞く。茶葉世界、お茶売っているだけではない。
シンセンの駅前を通ると、非常に多くの人がおり、列車に乗り込む乗客の整理するバイトが出ていた。「春運」と呼ばれる春節の大移動、里帰りが昨日から本格化していた。これも中国の風物詩。香港へ帰るイミグレは中国人の通路はめちゃ込。外国人はガラガラ。列車もめちゃ込。みんなが粉ミルクを買いに行くように見えた。