(1月29日) 珠海へ行く これでもかと詰め込まれる一日
本日は昼前にDBを出発し、香港大学のゼミに出席。その後N先生と先生の部屋でサンドイッチを頂きながら、懇談。何だか新キャンパスはどこも眺めがよく、いい感じだ。
そしてマカオフェリーターミナルへ行き、珠海へ。昔は週末ゴルフでよく乗ったフェリーだが、今日は午後遅く。それでも結構人がいてビックリ。天気がよく、海の景色もよい。波もなく穏やかな船旅。
九州港のターミナルへ着くと、イミグレもスムーズで直ぐ外へ。前回来た時は雨の金曜日でタクシーが来なくて困ったが、今回はタクシーもすぐにやって来た。宿泊先も立派なホテルで、特にスタッフのサービス態度が極めて良い(北京などと比べてしまうと雲泥の差がある)。
そして日本からやって来た某社ご一行と合流。今回の旅は日本と中国を行き来するLさんのアレンジ、私はLさんのお誘いを受けて、飛び入りしたという訳だ。日本では有り得ないが、これもご縁。しかもご一行の中に、昨年私がコーディネターをしたセミナーに参加されたSさんがいて、劇的な再会を果たす。これですんなりとご一行に溶け込めてしまったようだ。
既に夜も7時半、食事に行くかと思いきや、そこは中国的。会場からマカオを眺めるクルーズに行くという。8時にフェリーは出発。結構豪華な船で2階+屋上。屋上からはマカオがすぐそこに見え、カジノや高級ホテルの煌びやかな雰囲気が味わえる。マカオと珠海が本当に近いことを実感させる。そして私の携帯に突然ショートメッセージの嵐が。私の携帯は中国移動だが、マカオに近づくと勝手にマカオテレコムにローミング。カジノだ、ホテルだ、観光地だとこれでもかというほど、宣伝が舞い込む。日本から来た方々には何のことやら。日本でもインバウンドに力を入れるなら、これぐらいやらないと。いや、やり過ぎか。
30分弱で予定の航路を行き、元来た道を戻ることに。ちょっと退屈だな、などと思っていると、そうはならない。1階でショーが始まった。先ずはラインダンス。それからピエロのマジック。これがまたなかなか好評。本当にここの観光は人を飽きさせない。皆が笑顔で降りていく。そしてマカオに行きたくなるという寸法だ。凄い!
9時半に海鮮レストランで遅い夕食。日本から来た人はもう深夜に近く、食欲も無くなっている所へエビだ、蟹だのオンパレード。これもまた珠海の特徴。日本から初めて中国に来た方は、「先ずは紹興酒」を頼む。中華料理には紹興酒、日本ではこのパターンが刷り込まれており、困ったものだ。海鮮で紹興酒とは。それでもこの店は1種類用意していたが、どんなものだろうか?
そしてホテルに帰り、ご一行と別れシャワーでもと思ったが、Lさん達には、更に別の人々が待っていた。私も呼ばれていくと、何と日本でもアジアでも超有名なキャラクターを持つ会社のデザイン担当の方がいた。思わず中国のキャラクター事情に聞き入る。そうこうする内に日付も変わり、午前1時前にようやくお開きとなる。
何と長い一日か。でもある意味でこれが今の中国人ビジネスマンの一日かもしれない。