最新ショッピングモール
タクシム広場に辿り着き、地下鉄に乗る。最新ショッピングモールへ行って見た。イスタンブールは本当に広い街なのだと実感するほど、そこは遠かった。地下鉄は結構地下深くに作られており、ホームまでが遠かった。
2007年に開業したイスティニエ・パークはITU駅から歩いて10分ほど。近くには大学のキャンパスが広がり、郊外の巨大モールという印象。シェラトンホテルが見える。アラブの富豪はこういった高級ホテルに泊まって、買い物するのだろうか。現在建設中の高い建物が目を惹く。
イスティニエ・パークに入ると、まず目を見張るのは、高級ブランドが並ぶブティック街。フェラーリやポルシェといった高級車が目立ち、運転席から颯爽と降りてくる30代のトルコ人。これぞイケメン実業家、格好良いタイトな服を巧みに着こなし、ヤングエグゼクティブの風格。平均年齢29歳のトルコではこのような一部の青年実業家が国の経済を引っ張っていると思われる。
モールの中もかなり広い。高級車の展示もあり、4層ほどの各階には、ブランドショップが並ぶ。地下には家電売り場があり、Sonyセンターはあったが閑散としていた。一方サムソンは好調のように見えた。家電量販店で日本製品を探したが、冷蔵庫などは見当たらない。PCでもサムソンが多く、その横に東芝がちらり。ここでも韓国勢の優勢であった。
地下鉄でレバント4駅まで戻ると、駅に直結した高層ビルが。サフィール、トルコ一の236mの高さがあり、下はショッピングモール、上はオフィスと住居。展望台へ上ればイスタンブールが一望できるらしいが、高所恐怖症の私はパス。
レバント駅まで15分ぐらい歩く。途中に日本領事館の入っているビルがあり、駅の直前にはまたまたショッピングモール、ケニオンが。ここは建物のデザインが目を惹く。全てのショッピングモールはテロ対策で荷物検査は厳しい。このモールにも有名店がかなり入っている。お客も沢山歩いており、日本とは違っている。旺盛な消費が感じられた。ここで日本の無印良品のアンテナショップを発見したが、全体的に言えば、日本企業の存在感は全くなかった。これでよいのだろうか。