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2013.02.10

 旅行記(トルコ)

トルコの茶畑を訪ねて (15) イスタンブール 由緒あるペラパレス

ペラパレス

タクシムまで地下鉄で戻り、又歩き出す。トラム通りを避け、一本裏道へ。そこには何故か日本食屋さんがあった。値段は結構高いようだ。それにしても文花とは何だ?細い道を歩いて行くと『ピラフ』の文字が見えた。あのピラフだ。







かなり歩いたな、と思った頃、おしゃれな建物が目に着き始める。そしてそのハイライトがペラパレス。先日探したが見付からなかった、アガサクリスティも宿泊したという由緒正しいホテル。だが、意外にきれい。2年ほど前に全面改装したらしい。




入ったものかと躊躇っていると、ドアマンから『ウエルカム トゥ ペラパレス』と迎え入れられる。中は想像通りの重厚な印象。古いエレベーターに歴史が感じられる。このホテルはオリエント急行を降りた欧米人乗客がシルケジ駅から籠で運ばれてきたとの話がある。




地下へ降りるとアガサという名前のレストランがある。『オリエント急行の殺人』を着想したと言われるアガサルームというのもあるらしいが、アガサに関する出来事をくどくど説明するものはなかった。それが一流ホテルというものだろう。アガサ以外にもピエール・ロティ、グレタ・ガルボ、ヘミングウェイといった、歴代様々な有名人が宿泊、セレブの憧れのホテルとして人気があるようだ。




今度は重厚な階段を渡り、2階へ。白を基調とした落ち着いた廊下。一度は泊まってみたい雰囲気を漂わせる。ガイドブックによれば1泊、200ドル以上はするらしい。いつか泊まってみよう。

結局そのままガラタ橋まで歩いてしまう。結構疲れたので、夕陽を見ながら、橋の袂のレストランで休む。夕陽がかなり強くて、暑さを感じた。そしてやはり、腹ごしらえは今日もサバサンドになってしまう。完全に気に入ってしまった。