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2013.02.14

 旅行記(トルコ)

トルコの茶畑を訪ねて (19) カッパドキア 奇岩ツアーに癒される日本人女性達

奇岩ツアー

ハトの谷、という奇岩を見る場所へ行った。カッパドキアの奇岩は世界遺産であり、その風景は壮大で、圧倒的、信じがたいものがある。そしてここは何故かハトが多い場所。ハトと奇岩、関係はよく分からない。




観光地なので土産物を売る店がある。お婆さんが手編みの服やテーブルクロスなどを売っていた。実に細かい作業で感心したが、『誰も買ってくれる人が無い、生活が大変だ』と嘆いていた。ここカッパドキアには産業はあまりないようで、人口も少ない。観光客頼りの生活にならざるを得ない。ヨーロッパの経済危機などもかなりの影響があるのかもしれない。何だか少し寂しい話だった。




もう一つ奇岩のある場所を見学。私には何となく同じようにしか見えない。お昼は川沿いのレストランで取る。土鍋料理が有名だということで鶏鍋を頼む。パンはどこでも美味く、スープもまあまあ。そして土鍋は良く煮込まれており、いい味出していた。満足。




私の参加したツアーは女性ばかり。ランチしながら、彼女達に『カッパドキアには日本人女性が100人以上結婚して住んでいるらしい』と言ってみると、『分かるわー、その気持ち。私もチャンスがあれば自分の人生、劇的に変えてみたいと思うもの』との回答が印象的。日本で働く女性のストレスは並大抵のものではなく、それ故時間がゆっくり流れ、癒される、非日常空間を現出するトルコへの愛着、憧れは強いということだろうか。





午後も奇岩を見ていた。何という所か分からない。ツアーに参加する一人の女性が、ジーッと奇岩を眺めて佇んでいる。その様子がちょっと尋常ではなく、そのまま岩に向かってダイブしてしまいそうに見えた。思わず声を掛けると『この岩、癒されるわー』。日本女性がカッパドキアに憧れる様子が良く分かったが、私には理解できない。