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2013.02.16

 旅行記(トルコ)

トルコの茶畑を訪ねて (21) カッパドキア 果てしなくなく続く奇岩ツアーで

9月24日(月)  奇岩ツアー2

今日も奇岩ツアー。ただ昨日と違い、ツアーは私の若者男性2人のみ。昨日とは明らかに雰囲気が違う。今日行った奇岩は非常にはっきりと切り立ち、動物の形に見える岩など、ユニークなものが多かった。一体カッパドキアにはどれほどの奇岩があるのだろうか。







相変わらずどこでもだれでもチャイを飲んでいる。私も仲間に入れてもらい、チャイを啜ると猫まで膝の上に乗ってくる。言葉は通じなくても何だか一体感はある。コーヒーも売っているが、これは観光客用らしい。




トルコ絨毯の店に連れて行かれる。店では直ぐにチャイが出てくる。そして日本語の説明員がちゃんと絨毯やスカーフなど伝統的な織物の説明をしてくれる。聞けば、機械織りに押されて、伝統織りは徐々に少なくなってきている。非常に細かい作業で時間も掛かるため、コストも高い。何とかしてこの伝統を守ろうと、カッパドキアをあげて、売り込みに力を入れている。日本まで輸送しても送料は無料だというが、どれほどの人が買うのだろうか。




ランチは洞窟レストランで食べる。何だかいい雰囲気で、ヒンヤリとした洞窟へ入る。トルコ音楽の演奏が響き、気分は高まる。だが、同時に相当煩い話声が洞窟内に響き渡る。中国人団体観光客の甲高い普通話だ。うーん、もう少し雰囲気を考えて欲しい。無理か??




午後ギョレメの博物館へ。博物館と言ってもここも奇岩の山。5-6世紀にキリスト教の修道士が修行場として使っていた場所。かなりの絶景だが、洞窟内にはキリスト教関連の壁画が残されていた。ただ顔の部分は殆どが潰されており、後からやって来た民族に破壊された様子が生々しい。




洞窟カフェで一休みした。階段を上がると中には絨毯が敷き詰められ、なかなか居心地の良い環境が整っていた。ここでチャイを頂くと、何となく落ち着く。それにしてもここカッパドキアは乾燥地帯なのか、のどが渇く。チャイが美味い。




宝石屋さんにも寄った。トルコ石は世界的に有名で多くの観光客が買いに来ていたが、中国人団体の姿はなかった。店員に聞くと「トルコ石は高い。中国人は宝石を見ると偽物だと思うようで、誰も手を出さない」との説明。うーん、確かに。




更に奇岩ツアーは続いたが、流石に飽きてしまった。日本人女性なら一日中岩を見て癒されるのだろうが、私はカッパドキアに既に十分満足した。