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2013.02.20

 旅行記(トルコ)

トルコの茶畑を訪ねて (25) アンカラ トルコ人の親切に触れたバスの旅

チャンカヤ散歩

午後バンコックのAさんより紹介されたSさんを訪ねた。場所は宿泊先のウルスからは大分南に下った官庁街。地図で見ると近そうに見えたので、先ずは日本大使館を目指すことにした。しかもタクシーで行ったのでは面白くないので、ホテルのフロントにトルコ語で「チャンカヤ 日本大使館」と書いてもらい、その紙切れ一枚を持って出る。何とも無謀な話だ。




ホテル近くのバス停からチャンカヤ地区へ行くバスが出ていると聞き、行って見ると、ちょうどバスが来た。「チャンカヤ」と叫んで乗り込もうとすると運転手さんが何か言っているが分からない。向こうも言葉が通じないと分かると、「乗れ」と合図。取り敢えず乗り込むと、何と100m先のバス停まで送ってくれた。勿論無料。そして「XX番のバスに乗れ」と言って去る。すごい。




次に乗ったバスでは、料金が払えない。全てがカード式のシステム。車掌のおばさんから何とかカードを買って払う。だが、おばさんが「どこへ行くんだ」と聞くので、紙を見せると、大騒ぎに。「誰か日本大使館の場所知ってるか?」と聞いてくれる。すると一人の男性が英語で、「乗り換えた方が良い」と言い、一緒にバスを降りた。そしてバスを乗り換えるとまた料金が払えない。今度の運転手は顔を横に振るばかり。すると前に座っていた男性が私のお金を受け取り、自分のカードで払ってくれた。




そしてこのバスで近くまで行こうとしたが、隣の男性が「このバスは違う」と言い出し、一緒に降りるように言われる。従って降りたのだが、どうやら彼の勘違いだったようで、それから延々と、登り坂を歩いて登る羽目に。それでも皆の親切でどうにか大使館に辿り着いた。







だが私の目的地は大使館の近く。ところが地図では近くても、この目的地は相当に遠かった。歩いていると、私が降りたバスが横を通って行く。あー。でもいい運動になったし、アンカラの山の手の雰囲気を存分に味わった。首都とはいえ、イスタンブールに比べればアンカラは小さな都市だった。帰りはバス一本でホテル近くに帰り着いた。