アンカラ城
ホテルに戻らず、午前中に行けなかったアンカラ城へ向かう。しかし正面から入ろうとしたら、何と工事中。土煙がもうもうと上がっていた。少し横を登って行くと、博物館があり、見学する。ここには石器時代の土偶や鉄器時代のカップなどが展示されていて、トルコの歴史が面白く見られる。特に土偶は日本でも見られるような形をしており、何らかの繋がりが感じられる。
博物館を出てさらに上ると、城へ入る入り口がある。一つの小さな街へ入る感覚だ。中には今も住民がおり、普通の生活を送っている。子供達は跳ねまわり、城の上ではサッカーに興じていた。
小高い丘の上に築かれた城。今も外壁が残り、アンカラの街を見下ろしている。夕陽がきれいな場所だろう。眼下にはきれいなマンションが出来始めており、ここトルコの発展が見て取れる。歴史が発展へと動き出した感じだ。
上って来た道と反対側を下る。カフェがあったのでチャイを飲む。ここの道が観光客が来る場所だと分かる。チャイはどこで飲んでも美味しい。そして何とおしゃれなカフェでも1リラ(40円)は嬉しい。他の物を飲む気には全く慣れない。歩き疲れた体を休めるには砂糖を入れるとちょうど良い。やはりトルコのチャイには砂糖、なのだろう。