お知らせ

>>お知らせ一覧

Myカテゴリ
コラム (88)
ブログ(タイ) (74)
ブログ(香港) (43)
プロフィール (1)
寺子屋チャイナ(ビジネス) (9)
寺子屋チャイナ(学生) (6)
旅行記(アジア) (293)
旅行記(インド) (138)
旅行記(スリランカ) (39)
旅行記(トルコ) (41)
旅行記(ベトナム) (61)
旅行記(中国) (189)
旅行記(台湾) (43)
旅行記(日本) (48)
茶話会 (9)
読書感想文 (2)
講演会 (21)

2013.02.22

 旅行記(トルコ)

トルコの茶畑を訪ねて (27) 夜のバスターミナルと黒海の朝焼け

夜のバスターミナルと黒海の朝焼け

ホテルに戻り、ロビーでネットを使う。このホテルも親切で、ゆったりと席に着き、作業に没頭できた。そしてバスターミナルへ向かう。先ずは地下鉄ウルス駅の付近のバス停でターミナル行きのバスを探すが、なかなか見付からない。するとちょうど走り出したバスに乗れ、という声がしたので、慌てて乗り込む。本当にこれでよいのだろうか。




街は暮れなずんでいく。帰宅時間なのか、人がどんどん乗って来て身動きが出来なくなる。バス料金も乗客の手渡しで支払う。昨日行ったバスターミナルだから分かるだろう、と思っていたが、何だか不安になる。そしてとうとう暗くなる。益々どこが何処だか分からない。だが聞くすべもない。ちょうどバスが停まり、少し大きな荷物を持った人が「ここでいいのか」と聞きながら降りていった。ここに違いない、と咄嗟の判断でバスを降りる。向こうの方に大きな建物が見えた。やはりここで降りて正解だった。てっきりバスターミナルに入って停まると思っていたので、危なかった。




ターミナルは広いが、時間を潰すところが無い。レストランでWifiが繋がるか聞くと、どこもないという。階上にネットカフェがあると聞き、上がって行ったが、何故か今は繋がっていないとの答え。諦めてじっと待つ。




8時半発のバスだが、8時を過ぎても現れない。イスタンブールの悪夢が蘇ったが、ここは始発。少し気分が楽だった。直前になりバスが入線。2階建てだ。乗客は定員の半分ぐらい。ゆったりとスタートした。そしてまた規則正しく3時間ごとにサービスエリアで休息。私も慣れて来たので、スープとパンで夕食を取るなど余裕が出てきた。チャイは欠かさずに飲んだ。












 

バスはアンカラから一路黒海を目指して進んだ。そして3回目の休憩の後、サムソンのバスターミナルだろうか、そこから海岸線に出た。バスの窓から見事な朝焼けが見えた。あー、これを見るために私はこのバスに乗ったんだな、と直感した。