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2013.03.11

 旅行記(中国)

ご縁で行く湖南省茶旅(2) 益陽 雨の益陽を彷徨う

雨の益陽を歩く

今日は土曜日、そして夕方。小雨が降っており、ちょっと肌寒い。あまり外出したい気分ではなかったが、私にはレンガ茶の手がかりが無かった。唯一手にあるパンフの工場、当然土日は休みだろう。何故そんなことにも気が付かず、この日程で来てしまったんだろう。いや、今回私にはこの日程しかなかったんだ。私は呼ばれて湖南省に来ているのだから、きっと動けば何かが起こるだろう。

先ずは益陽の街で何か出来ることはないか、普段ならば、街をぶらつき、適当な茶荘に入り、情報を得るのだが、雨が降っていることもあり、ネットで益陽茶廠の総代理店を探す。ここなら工場の情報が得られると考えた訳だ。代理店はホテルか10分ぐらいの所あるようだったので出掛ける。



   

歩いて行くと、大きな卸市場のような所へ出た。建材屋などが軒を並べている。その脇に安化黒茶人文茶館と書かれた店があったので覗いてみた。黒茶の普及に務める、との謳い文句があり、黒茶が展示されている。担当者に黒茶の歴史を聞くと一通り説明してくれたが、細かいことは分からない、本に書いてあるとのことで、一般情報しか得られなかった。ここの2階はお茶を飲むスペースになっており、黒茶文化の普及と称して、商売をしているようだった。何だ、黒茶もただの商売道具か。








ある店の前には「尖閣は中国の物、日本商品排斥」などの幕が掲げられている所もあった。反日暴動から20日あまり、この田舎町でも何かあったのだろうか。私が温かく迎えられる素地はあまりないような気がした。