お知らせ

>>お知らせ一覧

Myカテゴリ
コラム (88)
ブログ(タイ) (74)
ブログ(香港) (43)
プロフィール (1)
寺子屋チャイナ(ビジネス) (9)
寺子屋チャイナ(学生) (6)
旅行記(アジア) (293)
旅行記(インド) (138)
旅行記(スリランカ) (39)
旅行記(トルコ) (41)
旅行記(ベトナム) (61)
旅行記(中国) (189)
旅行記(台湾) (43)
旅行記(日本) (48)
茶話会 (9)
読書感想文 (2)
講演会 (21)

2013.03.26

 ブログ(香港)

香港島暮らし2013(3月17日) ラマ島ハイキング

(3月17日) ラマ島ハイキング

本日は懐かしいラマ島にハイキングに出掛けた。メンバーはヨットマンでラマ島見学を希望したWさんと27年前一緒に上海に留学していたHさん。Hさんは先週香港に赴任してきたばかり。以前香港に住んでシンセンで勤務した経験があるが、ラマ島には来たことはなかったという。


 

セントラルのフェリーターミナルで待ち合わせ。昨年私はいつも榕樹湾行きフェリーに乗っていたが、今回は島の南側にあるもう一つのターミナル、索罟湾へ行き、そこからハイキングして榕樹湾から戻ることにした。フェリーは日曜日28ドルと通常より高いが、それでもDBの33ドルより安い。乗客は海鮮を食べに行く、またはハイキングに行く香港人でほぼ満員。我々は何とか2階の一番後ろの席を確保し、風に吹かれながら船旅を楽しむ。





索罟湾は相変わらず鄙びた場所であった。ターミナル付近のいくつかのレストランを除けば、後はあまり人も住んでいない場所。日本人はここのレインボーというレストランに海鮮を食べに来るケースが多く、索罟湾=ラマ島だと思っている人も多いが、それは間違いだ。




索罟湾から歩き出す。直ぐに日本兵が占拠していた洞窟がある。その先からは上りとなり、ハイキングらしくなる。日差しが無く、絶好のハイキング日和に皆、一様に「ラマ島はいい」という。更には蘆鬚城というビーチに降りていくと、人は殆どいないプライベート状態。バーベキュー施設も完備しており、Wさんは「ここまで船で来てバーベキューしよう」と言い出す。小型のヨットなら可能らしい。







それからおおむね上りが続き、ハイキングが続く。徐々にすれ違う人が増える。彼らは榕樹湾から来ているようだ。普通話も聞こえてくる。欧米人、インド系の顔も見える。皆、狭い香港で日頃のうっぷんを晴らすように楽しげに歩いている。




小1時間も歩いただろうか、懐かしの洪聖爺湾ビーチが見えてきた。前には相変わらず発電所の3本の煙突も見える。ここは私が昨年1-4月の間、暮らした場所。水もきれいで海に足を入れる観光客もいる。住んでいたビーチ裏に家は今も空家のようだ。大自然と生きる、という生活には色々と思い出がある。




ビーチ前のハーブ園にも観光客が多く訪れていた。午前中は曇りだったが、晴れ間ものぞき、ハイキング客などが相当に増えてきたようだ。ビーチ近くのトイレも売店も変わりがなかった。この島は基本的に変わっていない。

それから昨年毎日通った25分のハイキングコースを行く。途中発電所近くへ寄り道して、ボート置き場などを見学。そして元の道に戻った所で、ばったり知り合いに会う。昨年私の島暮らしをサポートしてくれた林さんの弟さん。シャイだが、いつも気に掛けてくれていた人。突然の出会いにも、「おお」と普段と変わらない挨拶。いいもんだ。

フェリーターミナル付近も昨年と変わりがなかった。1つ2つレストランが潰れていた以外は。いつものレストランへ行くと既に点心が終了していたので、もう一つの店へ。午後2時頃だが、どこの店も混んでいる。ビールを飲んで疲れを癒す。何だか気分が良くなる。最後はフェリーの時間を間違え、30分ほど待つ羽目に。それもまた楽しい。




Hさんは毎週ハイキングしたい、と言っていた。私も住んでいた時は常にハイキングだったので、気が付かなかったが、これは実によい運動で、ストレス解消にもなる。とてもお勧めの健康法だ。