11月4日(日) ホテル移動
興奮冷めやらぬ翌日。今日はノイの学校を訪ねる予定になっていた。だが今日からASEMのデレゲーションがビエンチャン入り。野田首相も温家宝総理もやってくる。ということで、狭いビエンチャンは大騒ぎ。ホテルはどこも満室で、私の泊まっているホテルでも、今晩の宿泊は断られてしまった。そこで、最近ビエンチャンの行った台北のHさん情報で、「きれいな庭で朝ごはんが食べられるプチホテル」に移動することとなった。ここは文化会館を挟んで反対側。歩いて移動する。
確かに庭は素晴らしい。だが部屋はこれまでよりかなり劣った。ASEMメンバーもここまでは来なかったわけだ。明日バンコックに戻る方法を相談したが、何故か要領を得ない。結局分かったことは、「ホテルで頼むと手数料が高いから自分でやった方が良い」ということ。なかなか親切だった。
街に出る。河沿いを歩いていると、先日発見できなかった遼寧餃子館があった。場所を移転していたのだ。店には中国語が出来るウエートレスが一人いた。水餃子と野菜炒めを頼む。中国人観光客も来るようだが、お客は地元の華人が多いとか。バンコックの店の関連などを尋ねたが、オーナーしか分から無いとのことだった。
再び空港への道へ出る。今日は昨日と異なり、30mおきに兵士が銃を持って警備に当たっていた。もうすぐ野田首相がここを通るらしい。何だか北京の警戒態勢を思い出すが、暑いせいか椅子に座っている人もいて、まだまだのんびりしていた。