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2013.04.08

 旅行記(スリランカ)

スリランカ お坊さんと行く紅茶畑の旅(4) ピンナラワ 象の孤児園

11月8日(木)  朝

殆ど眠れない状態で朝を迎えた。スマは5時には起きて瞑想等の行をするという。私は6時半に起きて、支度をする。階下でスマが朝食の用意をしていた。トースターでパンを焼いてくれた。お坊さんを使ってしまってよいのだろうか。フルーツも用意され、結構食べてしまう。




食後スマは率先して皿を洗う。お寺ではそうしているのだろう。その動作が実に機敏。私も反省して自分の使った皿を洗う。その後、この家の周りを散歩してみる。結構立派な家もあり、別荘地帯にも見える。少し行くと村外れとなり、田んぼが広がる。鳥が囀り、いい雰囲気である。




8時に出発し、先ずはこの家の大家に鍵を返しに行く。大家はスマの同僚だというのだが。実はスマは寺に所属する傍ら、コロンボ郊外のパーリ大学で教えていた。その大学の関係者らしい。この村から少し離れた所に彼女の家があった。こちらもそこそこの大きさがある家だったが、近々我々が泊まった方の家に引っ越すらしい。スリランカにもお金のある人が意外といるものだ。

3. キャンディ    ピンナラワの象の孤児園

キャンディに向かう。キャンディは仏教の聖地であり、最後の王国の首都であり、そしてスマの寺のある場所だと聞く。車はフォルクスワーゲン。日本車がかなりを占めるスリランカでは珍しい車だ。コロンボ郊外の大学へ通うスマの為に大学が提供しているようだ。コロンボ⇒キャンディ間は約100㎞。だが、道はカーブが多い片道一車線。バスもトラックも走るのでかなりの時間が掛かる。中国のような訳にはいかない。しかも途中で幹線を外れた。

ピンナラワという所に象の動物園があり、そこが面白いので連れて行くという。動物園と聞いてタイの象動物園を思い出す。象の上に乗ったり、餌をやったり。それは面白いだろうか。ところがここは孤児園だった。病気などで親を失った象を引き取り、育てているのだという。勿論国の施設だ。ただ外国人料金は高過ぎた。2000ルピー(日本円約1200円)と言えば、簡単なゲストハウスに泊まれる料金。スリランカ人は不要のようだから、観光客目当ての政策だ。インドと似ている。




象は100頭以上いるという。確かに広い敷地には沢山の象がいた。寝ころんでじゃれ合って遊んでいたり、かなり自由だ。スタッフが象と一緒に写真を撮ってあげるというので撮ってもらうとチップをくれという。国の施設なのにと思うが、国の施設だからとも思う。生まれたばかりの象も2頭いた。こんなに小さいのかと思うほど小さく、直ぐに大きくなるのだろうかと心配するほどのサイズだ。観光客にも一番人気。




メインイベントは100頭以上の象が、一斉に水浴び場に向かって歩いて行くところ。何と園を飛び出し、道路を渡り、のしのしと歩いて行く。このパフォーマンスを見るために時間を合わせて来ている観光客も多いようだ。