お知らせ

>>お知らせ一覧

Myカテゴリ
コラム (88)
ブログ(タイ) (74)
ブログ(香港) (43)
プロフィール (1)
寺子屋チャイナ(ビジネス) (9)
寺子屋チャイナ(学生) (6)
旅行記(アジア) (293)
旅行記(インド) (138)
旅行記(スリランカ) (39)
旅行記(トルコ) (41)
旅行記(ベトナム) (61)
旅行記(中国) (189)
旅行記(台湾) (43)
旅行記(日本) (48)
茶話会 (9)
読書感想文 (2)
講演会 (21)

2013.04.16

 旅行記(スリランカ)

スリランカ お坊さんと行く紅茶畑の旅(12) ヌワラエリア あまりにスローな銀行の両替

11月10日(土)  朝飯

昨日の雨が嘘のように晴れていた。そして昨晩遅くまで聞こえたテレビの音に代わり、向かいのホテルから大音響が聞こえる。ベランダから見ると、数人の若者が大声で騒ぎながら車を洗い、大音響の音楽を流す。仕方がないとは思いながら、「なぜこんな静かな環境で、音を出すのだろう」と。いや、静かすぎて落ち着かないのだろう。




ホテルの料金に朝食が含まれていないのを確認して、これ幸いと街へ出る。朝8時前の競馬場前の道路、車も多く煩い。昨日行ったグランドホテルへ回り、ゴルフ場の横を歩くと、かなり静かな環境となる。







街中の小さなレストランでチャパティのようなものを作っていた。釣られるように入る。ローティという小さくて丸いパンを頼むと黙って4つ出て来た。そしてカレーとスパイスの効いた物が出て来て、これを付けて食べろという。意外に美味しいのだが、ローティは少し塩辛い。




ティーを頼むと何も聞かずに甘い甘いミルクティが出て来た。これはインドのチャイだ。店の人もそうだというから、同じ物だと思う。全部で僅か120ルピー。昨晩の何分の一かで、満足できる朝食が取れた。帰り掛けに乗馬クラブのメンバー?と会う。







銀行はスロー

先ずは街中で用事を済ませる。私は両替をしたかったのだが、銀行はなぜか閉まっていた。ATMだけは使えたので、スマはキャッシュカードで現金を引き出す。お坊さんがATMを使う、ちょっと不思議な気分だ。更に彼はネット会社にも立ち寄る。今やスリランカもそういう時代なのだ。




ようやく開いている銀行を見付けて、両替に挑戦した。100米ドル札を出して、パスポートを出すと担当のにいちゃんは、コピーを取りに2階へ行く。しかしいつまで経って降りて来ない。両替レートがいくらかも提示されず、どうなっているのかも一向に分からない。15分後にようやく席に戻り、作業を開始。書類にサインを求められたが、レートや受け取り金額の表示はない。これにはちょっと驚いて聞いてみると、PCが遅くてレートがなかなか出ないとのこと。




このにいちゃん、人は良いのだが、風邪をひいて熱があるらしく、苦しそうだ。喘ぎながら「手数料は1%」と告げられるが、未だにレートの表示が無く、どうしてよいか分からない。スマも心配して銀行内へ見に来る。ようやくレートが出たが、今度は手取り金額を提示しない。手数料金額だけ言い、またサインを求める。どうなっているの?結局100ドルの両替に35分を要した。お客は勿論私しかいない。

日本でも昔、こんなことがあったと思うが、それにしてもPCやネットが急速に発展しても、まだまだソフト面は追い付いて行かない。街には両替商もあるようだが、信ぴょう性に問題があり、未だに銀行が使われるようだが、いずれはこのサービスでは淘汰されるだろう。

因みに定期預金金利は13-15%、貸出金利は20%前後と高く、まだまだ資金不足のようだ。企業や個人は借入れを好むようだが、そんなに儲かるビジネスがあるのだろうか。