お知らせ

>>お知らせ一覧

Myカテゴリ
コラム (88)
ブログ(タイ) (74)
ブログ(香港) (43)
プロフィール (1)
寺子屋チャイナ(ビジネス) (9)
寺子屋チャイナ(学生) (6)
旅行記(アジア) (293)
旅行記(インド) (138)
旅行記(スリランカ) (39)
旅行記(トルコ) (41)
旅行記(ベトナム) (61)
旅行記(中国) (189)
旅行記(台湾) (43)
旅行記(日本) (48)
茶話会 (9)
読書感想文 (2)
講演会 (21)

2013.05.03

 旅行記(スリランカ)

スリランカ お坊さんと行く紅茶畑の旅(29) ゴール 中国の援助でできた高速道路

11月15日(木)   9.  ゴール  高速バス

翌朝は7時にスマが今日のスケジュールを言いに来るとのことで、あまり寝ずにメール作業などを行っていた。ところが7時に現れたスマは「チェックアウトするぞ」と突然言う。実は突然ではなく、昨晩彼から電話があったのだが、こちらが聞き漏らしていたようだ。慌ててネット作業を行い、荷物を纏めて、チェックアウトした。

 

今日は何と自分でゴールと言う街までバスで行き、興味があればビーチリゾートのヒッカドゥと言う街へも行き、またバスでこの街へ戻ってくる、という予定となった。私として一人旅もしてみたかったし、バスにも乗りたかったので、喜んで応じる。スマも大学へ来ると忙しいようだ。

 

先ずは車でバスターミナルへ行く。大学はコッタワと言う街にあるが、ゴール行きのインタシティバスはマハラガマという所から出る。そこまで10㎞以上行く。ターミナルに着くとちょうどゴール行きのバスが出る所。そそくさとスマに別れを告げて、バスに乗り込む。


 

既に席はほぼ満員。席の幅も広く、冷房も効いておりかなり快適。直通バスなのか、ゴールまでどこにも停まらなかった。車内には一部欧米人の姿があったが、基本的にスリランカ人が利用していた。高速に乗る頃、車掌が料金を集めに来た。470ルピー。

 

この高速道路、中国の援助でコロンボからゴールまで開通したという。実に快適な道路で、車も殆ど走っておらず、これまでの田舎の道とは別世界。元々は日本からの援助が多かったこの国も、近年対インド政策を重視する中国からの支援が増えている。ただ中国の建設工事は労働者も中国から連れてくるため、地元に雇用が生まれないとの不満が大きい。中国流は各国で禍根を残している。

 

高速道路の周辺は殆どが畑か林。南国風の良い風景が見られる。バスはゴールで高速を降りると、次々に人が降りていく。街に入ると直ぐにバスターミナルが見え、終点。