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2013.05.04

 旅行記(スリランカ)

スリランカ お坊さんと行く紅茶畑の旅(30) ゴール オランダ時代の街

ゴールの街

ゴールの街は初めポルトガル人、続いてオランダ人が占拠して作った街。どことなくマレーシアのマラッカを思わせる所がある。バスターミナルからは既に城壁が見えており、旧市内の位置は聞かなくても分かる。




城壁の外側にプレーグランドがあり、クリケットの試合が行われていた。スリランカではバレーボールに人気があると言った人がいたが、やはりクリケットは人気競技のようだ。城壁にある門を潜り、城壁に上る。時計台が印象的。海も一望できる。海からの攻撃に備えていたのは、マラッカやマカオと同じ。








古い教会が見える。オランダ時代の建物とか。旧市街地に残っている古い建物は基本的にオランダ時代のもの。1800年代からはイギリス支配に変わり、港もコロンボ重視となったようだ。この古い町並み、暑いけれども気持ちが良かった。こういう古さが私は好きだ。マカオ歴史散歩をした頃を思い出す。




昼ごはんはオランダ洋式の建物にあるレストランで取る。間口は狭いが奥が深い、確かマラッカに有ったババニョニャハウスに似ている。その奥には中国洋式の小さな中庭がある。中国人が住んでいたのかと聞くと、今でもオランダ人家族の子孫が住んでいるという。歴史が感じられる。




ヒッカドゥア

バスターミナルへ戻り、ヒッカドゥア行きのバスに乗り込む。これは完全なローカルバス。乗った時は人が少なかったが、呼び込みの声でどんどん人が増え、更には動き出してからも次々に乗り込んできて、一炊の余地もない。学校帰りの小学生と親も沢山乗っている。料金は車掌が一人ずつ集めに来る。これは満員の中、大変な作業である。いくらか分からないので100ルピーを渡すと、何か言って行ってしまった。このローカルバスが100ルピーもするはずないと思いながら、なすすべもない。大分たってから車掌が戻り、おつりが渡される。料金は35ルピー、ようはおつりを集めていたのだ。




バスは海岸線を走り気持ちが良い。だが途中から雨になり、かなり激しく降る。その内段々と人が降りて行き、周囲が見えてくる。兎に角コロンボまでの道をひたすら北上していた。スリランカは学校が多い。子供が多いというべきだろう。たった10㎞かそこらの間に一体いくつの学校を見ただろうか。




50分ほどして終点のヒッカドゥアへ到着。最後まで乗っていたのは私の他は一人だけ。完全なローカルバスだった。ターミナルの横に鉄道の駅があったので、ゴール行きの時間を確認すると4時15分だという。ちょうど2時間後であり、いい感じなので、帰りは列車に挑戦する。