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2013.05.27

 旅行記(インド)

デリー・リシュケシュサバイバル(11) リシュケシュ 食事に慣れる

(6) 市場

アシュラム滞在組は河近くにある市場を見学する。本来は日本からの組もアシュラムへ1泊する予定だったが、あまりの寒さに防寒具が無いこともあり断念して、ハリドワールに残る。

市場は昔ながらの建物が建つ狭い道の両側に店があり、客が道を歩きながら品物を物色する。南のプネーから来ているラトゥール一家はやはりスカーフやセーター、帽子などに目が留まる。タイ人も寒さ対策で買い込んでいる。




寒いせいもあるが、それほどの喧騒もなく、ここがインドかと思うほど穏やかな午後。道を長閑に歩く牛、午後の日差しがその牛を照らすと、寒さが忘れられ、極楽が見えたような気がした。A師がサモサを買い、皆に配ると歓声が上がる。やはり寒さには食べ物だろうか。







(7) 美味しい食事

アシュラムへ帰ると、また寒さが堪える。次男はここの食事に恐怖感が出てきている。あまり好き嫌いの無い子だが、相当食べにくい。やはい味気ないのだろう。そしてここの米は日本人には合わない。




だが、今晩のおかずは何故か我々の口にも合った。ご飯を少ししか貰わなかった次男は後悔し、もう一度並ぼうか迷っていた。インドでは何が起こるか分からない、その時々の自己判断で全てが決まる、ということだ。




部屋では熱いお湯が出る。次男は何とか体を洗おうと試みた様だが、湯を浴びる前に部屋の寒さに耐えきれず、また浴びた後の湯ざめが凄く、「インドに居る間は風呂には入らない」と宣言。ぶるぶる震えていた。それ程に寒かったのだろう。私は最初から諦めていた。寝袋に早々に入り、寝入る。ここでは他に出来ることはない。