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2013.06.12

 旅行記(インド)

デリー・リシュケシュ サバイバル (22) デリー インドの中華は、あれ?

デリーの中華レストラン

時間は既に午後3時近くなり、慌てて食事に向かう。本当に忙しい中、良く付き合ってくれた。会員制クラブへ行ったが、既にランチは終了しており、近くのレストラン街へ。そこで何と日本食屋へ入る。だが、日本食というか、「タイ、中華、日本食」とあり何でもある。ご飯と中華スープ、点心と野菜炒めを食べたが、これは日本料理ではなく、さりとて中華料理でもない。面白いと思ったが、何とも不思議。店員は全てインド人で中華系も一人もいなかった。食後には別の店でアイスクリームまで買ってくれた。インド的にはデザートは必須なのだろう。そして自ら車を運転してホテルまで送ってくれた。何とも親切な人だった。





 

夜は少し回復した次男とSさんとで、食事をした。インド料理は食べられないという次男に配慮して中華料理を探す。ホテルで聞いた場所に行ってみたが、なかなか良さそうな店は見付からない。表から中が見えないようにしているレストランがあった。中国なら絶対に入らないような雰囲気があったが、インドが長いSさんは「ここが良い」と言って入る。確かにこぎれいな場所で若い男女が食事をしていた。成程、これは中国とインドの違いか。


 

しかし出てきた料理はやはり中華ではなかった。野菜炒めがドロドロしていた。「インド人はご飯に掛けておかずを食べるのでとろみが無いと食べにくい」のだという。うーん、その通りだとは思うが、他国の料理を簡単に受け入れないあたりもインドらしい。次男はスープを飲み、何とか料理を口に運んだ。


 

1月13日(日)  (4)散歩

今朝息子は自分からパラタをたのんで食べた。体調の回復とインドへの微かな思いを感じる。でもコーヒーはミルクなしと注文したが、やはりミルクが入っていた。私はトーストと卵。悪くはない朝食だ。


 

今日もいい天気だ。初めてデリーに来た時の寒さが嘘のように快適。次男も誘って散歩に出た。ホテルの周囲は巨大な住宅街。相当前に開発された場所のようだ。広い敷地、立派な家々、環境は良い。きっと今ではこの土地、かなりの値段になっていることだろう。地下鉄からは遠いが、幹線道路も近く、車社会となったデリーとしては便利な場所でもあるらしい。


 

立派な車が沢山駐車され、可愛いペットの犬が大切に飼われている。住人は皆満足そうに陽を浴びている。喧騒のインド、というイメージとは程遠い光景がそこにあった。実に気持ちの良い散歩だった。次男は「インドには貧しい人もいるが、豊かな人もいる」ことを実感したのではないだろうか。この貧富の差、それ無しではアジアは語れない。その中で自分の立ち位置を考え、生きていく必要があるだろう。