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2013.06.17

 旅行記(アジア)

アジア一の先進国 シンガポールを旅する(4) 長く駐在すると疲れる国

6年ぶりの再会

20年前香港で同じ業界で働き、10年前にもまた香港で同じ時期に働いたYさんは、ここ5年間シンガポールにいた。一度会いたいと思っていたが、とうとうそのチャンスが来た。今日の夜だけ空いているという。オフィスの場所はタンジョンパガー。それはどこにあるんだ?そういえばさっき乗った地下鉄の駅にその名前があった。調べるとチャイナタウンから一駅乗ってオートラムパークで乗り換え、また一駅。近いと言えば近いが面倒だ、と思って地図を眺めると、何のことはない、歩いて15分ぐらいで着くことが分かった。それは歩いた方が早い。




シンガポールの道は本当にきれいだ。そして夕方は涼しい風が吹く。いい気持ちで散歩する。先ずは両替に行く。チャイナタウン駅近くのショッピングモールが良いというので出掛けると、何故か沢山の人が列をなしている。観光客もいるが、地元の人も並んでいる。何でだろうか、不思議だ。







タンジュンパガーまでの道、レトロな建物が見える。何となくいい雰囲気だ。その後はビルが立ち並び、あっと言う間に到着した。こんな駅、昔あっただろうか、と思いほど、高層オフィスビルが建っていた。




Yさんは「シンガポールはクリーンで便利。仕事の環境としても悪くない」と言ってはいたが、何となく疲れていた。偶々体調が悪かったということだけではなく、シンガポールに5年もいれば、それは疲れるだろうと思う。気候的に暑いだけでなく、この人工的な国に居れば、閉塞感もあるのではないだろうか。勿論仕事のプレッシャーもあるだろう。地位が高ければ自分の思うようなスケジュール管理もできないだろうか。サラリーマンは大変だな、と今更ながら思う。

ビルの地下でスープとパンの夕食を取る。これは私にとっても有難い選択。胃に易しい。昔話や家族の話などに花を咲かせて、リラックスして楽しかった。そして彼はまた仕事に戻って行った。