お知らせ

>>お知らせ一覧

Myカテゴリ
コラム (88)
ブログ(タイ) (74)
ブログ(香港) (43)
プロフィール (1)
寺子屋チャイナ(ビジネス) (9)
寺子屋チャイナ(学生) (6)
旅行記(アジア) (293)
旅行記(インド) (138)
旅行記(スリランカ) (39)
旅行記(トルコ) (41)
旅行記(ベトナム) (61)
旅行記(中国) (189)
旅行記(台湾) (43)
旅行記(日本) (48)
茶話会 (9)
読書感想文 (2)
講演会 (21)

2013.07.10

 旅行記(アジア)

初めてのマニラをスイスイ歩く(10) イントラムロス

イントラムロス

マニラで一番の観光スポット、イントラムロスに着いた。ここまでモールオブアジアから歩いて2時間以上。顔はほてり、色が黒くなったような気がする。イントラムロスは16世紀にスペインによって建てられたマニラでも最も古い街。「壁の内側」という意味らしい。第2次大戦中、侵攻した日本軍に対して米軍が空爆を行い、この街はほぼ壊滅した。現在の街並みは80年代、当時のマルコス政権、イメルダ夫人の指揮で復興したとか。




確かに観光地らしくきれい。昔風の建物が並んでいるが、皆どこか新しい。ここでもガイドのニーちゃんに付き纏われる。これは本当に困るが、相手も困っているのだろう。団体さんの横をすり抜けて逃れる。




サン・アグスティン教会、世界遺産に認定されている教会で、重みがある。米軍の爆撃の際も唯一残ったのがここだという。神のご加護が強いのだろうか。ここは入場料を払って中へ入ってみる。ドーム型の内部、非常にきれい。一般の信者は無料でここへ入れるのだろうか。脇には納骨するためのロッカーのように見える壁がある。長い歴史が感じられる。







マニラ大聖堂、という立派な教会もあったが、何となく新しかった。戦後の復興らしい。西に傾いた太陽が聖堂を照らすと、雰囲気は出てきた。だが私には体力が残っていなかった。コンビニで飲み物を買い、飲み干すとホテルへ戻るべく、イントラムロスを後にした。やはり後世作られた街には限界がある。私の体力にも限界がある。







何とかジプニーに乗り込み、リベルタードへ向かうが、何故か途中で間違いに気が付き降りる。そうなると自分が何処にいるのか分からない。疲れて頭も働かない。また別のジプニーに乗り、見慣れた光景を探し、更に歩いて、何とかホテルに辿り着く。夜までぐったりと休息する。マニラはこんなに歩くものではない。