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2013.07.19

 旅行記(アジア)

初めてのマニラをスイスイ歩く(11) 18年の時を隔てて

18年の時を隔てて

夜は国際機関にお勤めのFさんと再会。実は今回のマニラ訪問は直接的には昨年彼女とバンコックで劇的に再会したのがきっかけだったとも言える。バンコックでお知り合いのA師主催のヨーガ合宿に参加した際、マニラから参加の日本人女性が目を惹いた。彼女の名前に何となく見覚えがあった。実際会って元同業者であることを確認すると同時に「Fさん、18年前にこんな取引しましたね」と口をついて出てきた。そう、18年前同じ取引を一緒にした人だったのだ。その後彼女は海外の大学院にも行き、転職もして、今では国際機関で高い地位に着いている。その激務を癒すために、ヨーガをやっているという。国内にいるより余程条件の良い職場のようだ。   

 

だが彼女の口から出てくるのは、マニラやフィリピンの悪口が多い。昔の私も中国の悪口ばかり言っていたのを思い出す。現地で当事者になれば目の前の事態に対処せざるを得ず、ついついいい話にはならないもの。マニラには楽しみが無い、文化が無いという言葉が象徴的だった。それでも定年までマニラで働くと言っていたから、口で言うほど嫌いではないのかもしれない。

彼女が予約してくれた店はマカティで有名なフィリピン料理屋、ミルキウエー(http://cafe.milkywayrestaurant.com/)。カジュアルなカフェのように見えたのだが、それなりの料金を取る立派なお店でちょっと窮屈。マネージャーの女性がテキパキと我々の要望により、メニューを決めていく。







店は満員で、ここでもマニラの消費の高さを実感する。このビルの下には同じグループの経営による日本料理屋もあった。リトル東京とは違い、フィリピン人の富裕層がやって来るのかもしれない。日本の外食店にもビジネスチャンスは大いにありそうだが、どうなんだろうか。ともかくFさんとの再会で日本女性の活躍とそのストレスを見た。