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2013.07.23

 旅行記(中国)

黒茶を訪ねて梧州へ茶旅(1) 香港から直通バスで梧州へ

《梧州お茶散歩》2013年4月11-15日

2012年、バンコックでお茶会を始めた。その時、バンコック市内でプーアール茶の店を開いている中国人、ポーラと知り合った。彼女は英語もタイ語も出来たが、普通話でお茶の話をするとすぐに意気投合した。これもお茶の力だろう。ポーラの出身地は雲南省ではなく、広西壮族自治区玉林。この近くに梧州という街があり、六堡茶と産地なので行って見ると良い、と言われ、行くことにした。アレンジはポーラが梧州のお茶屋さんに連絡してくれ、受け入れてくれることになった。だが香港から梧州までどうやって行くのか?何となく佐敦を歩いていると、偶然にも梧州行き直通バスを発見。これで行くしかない。

4月11日(木) 梧州まで  直通バス

実は前日は体調がすぐれなかった。梧州行きを一日延期して、今日にした。バスで7-8時間掛かると聞けば、体調が悪いととても耐えらないと判断した。それは正解で体調は回復傾向になったが、今度は雨が降っていた。DBからバスに乗る。いつもはサニーベイでMTRに乗るのだが、何故かその日は東涌行きに乗る。それ程時間は違わないと思っていたが、それは大きな間違い。東涌まで5分程度余計にかかり、東涌からサニーベイまで7分かかる。そんなことが積み重なって気が付いてみると、バスの集合時間が迫っていた。雨の中何とか走って集合場所へ。




バスは12時半に乗り場にやって来た。流石香港は正確だ。その後九龍駅のターミナルを通過、ほぼ満員の乗客。だがこの人々、香港人なのか、広西人なのかよく分からない。運転手も含めて、皆が広東語を話している。因みに運転手は2人いて、交代で運転していた。これも珍しい。安全対策だろうか。1時間弱で境界線のあるシンセン湾に到着。ここは以前も通ったが、通行者が比較的少なく、スムーズに越えられる。今回は特に人が少なく、あっと言う間に中国側へ出てしまった。ここでゆっくりとトイレに入り、これからの長旅に備えた。約1時間待って、全員が集合し、出発。




広東省内をバスは走る。相変わらず雨が降っており、景色は良く見えないが、家が並んでいる所あり、水田地帯あり、でなかなか面白い。1時間半ほど経つと、乗客の女性たちが騒ぎ出す。どうやらトイレ休憩を要求しているようだが、運転手は何とイヤホンをして運転。最初は聞こえていないようだった。運転中にイヤホン、有り得ない。結局それから40分ほどして休憩。ところがそこで何故かバスの修理が始まる。これはハプニングかと思ったが、20分ほどで終了。その間、乗客はマントウや団子などをゆったりと食べて待つ。







あたりが暗くなりかけた午後7時、無事梧州に到着。私は今回の受け入れ人、李さんの言うとおり、最後までバスに乗り、麗港酒店で降りて、そのホテルにチェックインした。