2.梧州 ホテルの周囲は茶屋だらけ
麗港酒店は思っていたより、ロビーが立派なホテルだった。料金表も500元以上したので、どうしようかと思ったが、体調も考え、泊まることにした。ただ料金を聞いてみると338元、そして部屋へ行って見ると、何と、相当広い部屋で、かつ横を流れる西江が良く見える良い部屋だった。浴槽も付いていた。朝食付きでこれなら安い。
逆に広すぎて、寒く感じるほど。兎に角4月だと言うのに、気温は20度以下。今日は雨も降っていて、一層肌寒い。ネットはケーブルで繋がったが、スピードは遅い。まあ、繋がるだけマシか。体調を考慮して、李さんの夕食の誘いを断ってしまった。申し訳ない。夕食を抜くことも考えたが、朝も昼も食べていないので、粥でも食べようと外へ出た。驚いたことにこのホテルの回り、お茶屋ばかりなのだ。何故だろうか。そしてレストランはあるが、海鮮ばかりでとても食べられない。この辺は観光客が多い所なのだろう。
少し歩いて見たが、この街は川沿いにかなり細長い。粥屋は見付からない。帰ろうかと思った時、牛排粉という字が見えた。何となくウマそうでその半屋台の店へ入る。牛排粉とは、きしめんのような麺に、文字通り骨付き牛肉がドカンと入っているスープ麺だった。腹が減っていることもあったが、このスープが腹に浸みた。美味い。麺も結構量があったが、あっと言う間に平らげる。これで8元。安い。帰りは気分よく戻る。寒さも感じなかった。