5月2日(木) 快適なホテル
インドネシア滞在最後の日。朝ゆっくり起きる。チャイナタウンにあるノボテル、ここは寒いぐらいにクーラーが効いており、フランス系らしいおしゃれな内装が良い。ノボテルのアコーグループはアジア展開も活発で、安定感がある。よく見るとこのホテルの斜向かいにも、グランドメルキュールという同じグループの別ブランドのホテルがあった。
部屋もそこそこ広く、清潔感がある。窓からの景色も悪くない。これで朝食が付いて日本円6000円は安い。昨年12月にオープンしたばかりだから、キャンペーン中のようだが、お得感がある。ところが翌日も泊まりたいと思ってネットで調べると、明日の料金は8000円になっており、一旦保留して外へ出たが、帰って来て再度見てみると今日と同じ料金になっていたので泊まったのである。お客が来なければ当日料金を下げる、他のホテルにも欲しいサービスだ。
朝ごはんをたらふく食べる。このような快適なホテルに泊まり、ゆっくり活動し、優雅に朝飯を食べる。日々旅を続ける私にとっての贅沢な休日なのである。ホテルの横にはセブンイレブンが併設されており、飲み物などを買うにも便利。
大きな銅鑼の音が聞こえてきた。新聞は昨日の全国100万人デモの様子を伝えていたので、今日はこの地区にもやって来たのかと、外へ飛び出す。ところがよく見てみると中学生か高校生の一団がぞろぞろ行進していた。一体なんだろうか、学生にも不満があるのだろうか。
空港
ホテルをチェックアウトして、空港へ向かう。空港までバスか何かあればよいのだが、近くに空港バスは走っていない、とうことで、ホテルのタクシーを使う。午後3時前のフライトがだが、ジャカルタの交通渋滞を考えると、相当早めに出ておかないと落ち着かない。11時には車に乗り込む。
だが案に相違して、空港までの道は比較的空いていた。僅か30分で到着してしまったのだ。料金も15万p、思ったほど高くはなかった。安堵感あり。空港も予想外に空いていて、チェックインもスムーズ。ここに来て何だか拍子抜け。
時間が相当あったので、喫茶店に入り、コーヒーとトーストを頼む。これが妙に甘いが、妙に美味い。WIFIは繋がるので、ずっとネットに見入る。トイレに行くと、空港内の床に座り込んでいるインドネシア人が沢山いた。椅子よりも床の上が落ち着くのだろうか。今回はインドネシア人の普通の生活に接する機会は殆どなかった。香港でもメードとして沢山の人が働いているインドネシア人。その素顔を見るのは次回ということになるだろうか。
完