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2013.09.30

 旅行記(中国)

鉄観音の故郷を歩く(21)金門島 ホテルが流行る意味

59日(木)  台湾からの投資

 

 

翌朝は早く起きたがダラダラ。朝食に行くと、人が多くて食べる場所がない。本当にこのホテルは流行っている。何故だろうか?ちょうどオーナーの女性がいたので、聞いてみた。彼女も元は台北で銀行員をしていたとかで、私と共通点があり、親しくなる。


 

『このホテルに投資したのは僅か2年前。台北での生活があまりに慌ただしくて嫌になってしまい、ゆったりとした時間が流れるこの島にやってきた。ホテルに投資したのは、これからは台湾人、特に若者が多くこの島を訪れると予感したから。その為には民宿ではなく、安くてWIFIやテレビが整っているホテルのニーズが強くあると感じた。結果としてその予想は当たり、現在満室が続いている。みんなネットで予約してくれるので、コストもあまり掛からない』とか。

 

この街を歩いていると、本当に古き良き台湾が見られる。大きな古い木、お神輿を要する神社、そして古い古い商店など。現在台湾全体が『ディスカバー台湾』といった雰囲気であり、日本時代が回顧されることも多い。それはある意味では『中国大陸からのプレッシャーへの反発』ではないだろうか。若者が牽引する旅、いいではないか。










 

少し外れを歩くと、福建省政府の立派な建物があり、学校の中に中山堂が見えたりする。まさに虚と実、金門島は昔の台湾であり、また中台の接点として、その微妙な位置を保っている場所である。