沖縄の特徴
ご紹介を受けたTさんと『ジュンク堂前』で待ち合わせた。ジュンク堂は那覇でもメジャーなようだった。Tさんは横浜生まれだが、オリジンは沖縄。3年前に那覇に移住した琉球舞踊の担い手。ご主人はサンシン奏者。
車で少し離れたおしゃなカフェに移動した。話によれば、『那覇には喫茶店はあまりない。基本的に沖縄では喫茶店に入る人が少ない。これは習慣だと思う』とのこと。人との待ち合わせは路上、だったりするらしい。最近は若者向けのカフェが登場したが、以前なら気楽に話ができる場所はなかなかなかったという。またお茶を飲む習慣もあまりなく、家で麦茶を飲む程度ではないかとも。飲み物の基本は水。最近はさんぴん茶のペットボトルが便利なので、飲む人が増えているようだ。
因みに沖縄が本土と違う点として、私が気の付いた点は。①自転車に乗っている人が少ない。特に母親が子供を乗せて漕いでいる姿はない。(沖縄の人によれば、そんな人がいたら本土から来た、とすぐ分かる。沖縄は完全な車社会。子供が生まれたらどんなにボロでも車を買う)
②ケンタッキーフライドチキンをご飯と一緒に食べる。(フライドチキンはご飯のおかずだからテイクアウトする人が多い。またちょっとした近所へのお土産などにケンタッキーをテイクアウトして、熨斗を付けて渡すらしい)これはマニラやジャカルタと同じ、ポリネシアン文化だ。沖縄は文化的には日本でもあり、中国でもあるが、また東南アジアでもある。
結局琉球舞踊の話は殆ど聞かずに、時間が来てしまった。最近よくあることだが、話のポイントに至らないのは良くない。