中華ランチとスパムおにぎり
ホテルに送ってもらい、そこで荷物を受け取り、初日にお会いしたIさんと再会。一緒にランチへ行く。那覇には華僑、華人はどれくらいいるのだろうか。中華街はあるのだろうか。そんな思いもあり、中華レストランに連れて行って貰う。
中華マンと蒸し餃子のランチセット。とても美味しかったが、この味は日本料理。そう、沖縄でも本格的な中国料理、というよりは横浜中華街の中華料理が主流なのかもしれない。それは商売上そうなのだろう。今後中国人観光客が増えると何か変化があるだろうか。中国茶器が置かれていてお茶もあったが、ライチ紅茶や桂花烏龍、沖縄のハーブ茶など、女性には喜ばれそうだが、本格的にお茶を飲む感じはない。
そしてIさんとドライブに出た。ドライブというより、これから屋我地島という島に向かう。実は今回沖縄の人に『行く場所は久高島と屋我地島』というと、『かわってる。沖縄の人は普通行かない』と言われ、中には『屋我地島なんて知らない、どこにあるの』と言われて面喰ったりした。実は、いや勿論私も何も知らないのだ。ただIさんが『今晩は屋我地島に泊まったらどうですか』と言われ、それに従っただけだ。
那覇の街を出ると青い海が広がっている。道路に車の姿も少ない。これはいい。途中でドライブインに寄る。実は今晩の食事はここで調達するというのだ。何だか楽しくなってきた。Iさんが私のために選んでくれたのは、スパムおにぎり。スパムはランチョンミート。沖縄の人が大好きだとは聞いていたが、これほどデカいおにぎりになっているとは。
またおかずとして、かまぼこ、と言われたので本土の蒲鉾を想像したが、これも大きく違う。全てが揚げてある。これは東南アジア型の食事だ。この2つで十分すぎる量だった。すごい。
そしてぜんざい、食べますか、と聞かれ、はいというと、何とかき氷ぜんざい?が登場。かき氷の下に白玉が入っていた。食べている脇にはなぜか宝くじ売り場がある。とても新鮮なドライブインだった。