空港で沖縄を思う
何だか興奮状態のまま、空港へ向かう。結構時間がかかった。やはり遠かったんだな。空港近くの野球場、ここでプロ野球が行われるらしい。そういえば沖縄は野球が盛んなところ、高校野球は強かったな。
空港で下川裕治さんの『新書沖縄読本』を買った。これは今回知り合ったNさんの疑問がこの中にあり、私にその確認の役目が与えられたからだ。機内で読んでいると沖縄の複雑さ、多様性が分かり、実に興味深く読んだ。
沖縄ブーム、とは何だったのだろうか。本土の人々は沖縄に青い海を期待するが、『沖縄の人が海に入ることは稀』という事実はそのギャップの大きさを物語っている。領土問題は別として、沖縄は日本でもなく中国でもない。ポリネシアの要素も多く、アジアを歩いている私から見れば、まさにアジア人であると言える。
これからもご縁があれば、沖縄へ行き、本島のみならず、離島へも行き、その多様な文化、社会を見ていきたいと強く思った。さて、来年ご縁があるだろうか。