2. 札幌
札幌市内まで
新千歳空港に到着。札幌まで電車に乗る。チケットを買わないのと乗れないと思い込み、長い列に並んでいたが、出発時間に間に合わないので駅員に聞いたところ、自由席ならスイカで乗れるというではないか。出張者は指定席を取るために並んでいたのだろうか?車内は特に混んでもいなかったし、僅か30分で札幌に着いた。何だったのだろうか。
車窓から見える北海道。第一印象は高い建物がない、住宅の屋根の傾斜がかなりある、ゆとりが感じられるということ。そして札幌駅に着くと、高い建物はあるものの、やはりゆとりがある。この広やかな感覚が魅力なのだろう。
取り敢えず予約した駅近くのホテルへ行く。非常に接客がしっかりホテルだったが、12時に到着、チェックインは1時からということで、部屋には入れてもらえなかった。今考えれば日本で1時チェックインは、かなり優遇されているのだが、慣れていない私は『たった1時間なのに何で』と思ってしまう。それでも対応が非常に良いので、そのまま従って外へ出る。
時計台で待ち合わせて
私の一つの問題点は『ガイドブックや地図』を持たず、『スマホ』なども持っていないこと。だから待ち合わせ場所へすぐに着けない場合がある。今回まずは北京時代のお知り合いIさんに会うことに。『じゃあ、時計台で』と言われて、歩いていくが、何と道に迷う。そんな、あんな有名なところ、でも初めてなんだから、もっとちゃんと調べていくべきだった。札幌の街は想像通り、碁盤の目のように分かりやすかった。その中で道に迷う?あり得ない。そしてぐるぐる回ってようやくたどり着いた。私の時計台のイメージはテレビで作られたもの。実際目の前にあるのは思ったより小さい本物。やはり見てみないと分からない。
Iさんとランチに行く。近くの洋食系のお店に入る。そこにあったのが、エゾジカのミートソース。シカは昔中国の雲南省などで食べたことがあるが、札幌で食べるとは。どうもシカが多過ぎて、その活用法の1つらしい。大盛りを頼んだら、本当に大盛りで。残念ながらミートソースになってしまうと、シカかどうか分からない。