本日もお茶三昧。在タイ20年のI姐さんと日本茶アドバイザーIさんとバンコックのチャイナタウン、ヤワラーへ。サパン・タクシンのフェリー乗り場集合ということで、BTSで向かう。今日はいい天気だ。船着き場、懐かしい。昔家族でマリオットリゾートに泊まり、毎日船で渡ってきた日が思い出された。
観光用のボーとはすぐに来たが、一般用はかなり待つ。その間に欧米人など観光客が増える。やはり休日は人が多い。船内で15バーツ払う。ちょっと乗っていたらすぐに到着。そこから歩いて数分でヤワラーのメインロードへ出る。その間、店が道路を狭めて客を引き付け、歩きにくい。
先ずは茶器屋さんに行ったが、海南出身のおばあちゃんは結婚式で地方へ行っており不在。食事をとるため、屋台を探す。地下鉄工事の影響で道が悪い。屋台では鴨麺を食す。これは私の大好物であり、満足。
歩いていると老舗のお茶屋があり、Iさんが茶盤を購入。この店も数年のうちにきれいになった。開業40数年だそうだ。ここのレトロな看板、パッケージは悪くない。パッケージと言えば、この店の並びにある獅馬印はもっとレトロだが、今日は閉まっていた。
そしてお目当てのお茶屋さん、ヤワラーに面したDouble Dogs Tea Roomを訪ねたが、午後1時オープンとありながら、まだ開いていなかった。中華系ではよくあること、ましてここはタイ。そんなものだろう。
仕方なく、1階にロータスの入っているビルへ。実はここの2階は朝から爺さんたちが茶を飲んでいる場所。しかしいつも爺さんしかいない。午後になると中国大陸からやってきた若い?女性たちが『お話し相手』になってくれるという、なんとも不思議な場所。
Tea Roomに戻ると、すでに開店していたが、驚いたことに結構お客がいたこと。このようなお洒落なお茶屋さん、ニーズが高いということか。欧米人もいたが、タイ人が多いので更に驚く。時代は確実にそこまで来ている。
オーナーのジョンラックさんに話を聞く。タイ生まれの潮州華人。京都の宇治にいたこともあるが、お茶とは関係なく、たんぱく質の研究をしていたというから面白い。お店を開いて2年、中国、台湾茶をメインに、日本茶も扱う。茶器や茶筅も販売している。プロだから当然だが、お茶の知識はかなりある。
水仙茶を頼む。オーナー自らが小さな茶盤の上に小さな急須を乗せて持ってきて、説明しながら淹れてくれる(一煎目のみ)。これはなかなか良い。あとの二人は潮州緑茶と黄金桂をオーダー。お茶は一人あたり120-180バーツ程度。お菓子セットは95バーツで4種類。居心地が良いので、まったりダラダラ。気が付けば3時間近くいた。
週末はかなりお客の出入りがあるが、平日はそんなに混んでいないようなので、次回は平日の午後、再訪しようと思う。