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2013.11.25

 旅行記(日本)

バタバタ茶を訪ねて(18)大阪 チェックインが午後4時のホテル

8.   大阪

チェックインは午後4時から

 

 

大阪駅から市営地下鉄の乗り場まで大きな荷物を持って歩くのは結構大変。人が多い。ようやく梅田駅から地下鉄御堂筋線に乗り、本町へ。しかしこの地下鉄、初乗り200円は高い。橋下市長がこの件を問題にしているようだが、その気持ちは分かる。特にJRの初乗りが関東より安い120円なのだから、この料金の高さは当然問題だ。大阪で気が付くことは、各電車に女性専用車両があること。そしてその乗車位置がほぼ真ん中にあること。東京だと先頭の一両が女性専用というケースが多いが、どう考えても真ん中にある方が使い勝手が良い。大阪はやはり女性が強い、ということだろうか。


 

本町でまた重い荷物を階段で引き揚げ、何とか地上へ。氷見を出るのが遅れたので、予定到着時間を1時間ほど過ぎた3時過ぎに、本日の宿泊先、東横インに着いた。カウンターでチェックインをお願いすると『お荷物をお預かりします』と言われる。何の話か分からなかったが、何と『チェックインは4時から』だとか。えー、チェックインが午後4時のホテル、アジアを歩いてきたがそんなホテルは聞いたことがない。

 

フロントの研修生が『もしホテル会員になれば3時からチェックインできます』というので、それはいいサービスだ、と入会しようとすると、『入会費は1500円です』と言われ、唖然。何でも金に換算している。入会金を払っても3時からしかチェックインできない、恐ろしくてやめた。ホテル側もちゃんと備えはしている。荷物を預かるだけではなく、1階ロビーにテーブルを用意し、麦茶を出し、無料WIFIも設置されている。そこに座ってネットでもやって、1時間待て、ということだ。仕方なく、Kさんに電話して来てもらい、場所を移してお茶を飲んだ。





http://www.yyisland.com/yy/terakoyachina/item/5807


 

その日の夜はKさん主催の勉強会。関西の皆さんと楽しく歓談した。これまで長い間来ていなかった大阪に、今年は既に2回来た。何だかご縁が繋がり始めた。

 

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せんば

 

 

翌朝ホテルの朝食を食べる。1階のロビーが食事をする人々で埋まる。食事無料、というが、食事込みの料金、という方が正しいのではないか。1泊の基準、国外は一般的に24時間だが、このホテルでは18時間(午前10時チェックアウト)、なのだから、食事を入れてももう少し安くてもよいのでは、と思ったが、泊まる人が沢山いるという現実は顧客ニーズに合っている、ということだろう。


 

確かに出張者なら、夜遅く戻って寝るだけ、翌朝の朝ご飯が付いていればそれを食べてチェックアウト、だから16時から翌日10時で何も問題はないのだろう。ホテルライフを楽しむという習慣は日本人にはあまりない。そんな文化が生み出した合理的なホテルチェーン、全国一律のサービス内容、それが東横インの強みなのだろう。でも、正直『おもてなし』はあまり感じられない。

 

ホテルの近くにせんば心斎橋商店街、というアーケード街があったので歩いて見た。ここは観光地化しているので、日本中から、また海外の観光客が大勢歩いている。『ええもんやうしもん なんやかんやありまっせ』と書かれた看板が妙にいい。この商店街、330年もの歴史があると書かれている(http://semba-shinsaibashi.jp/top.htm)。豊臣秀吉の大阪城築城以降、この付近は商業の中心地、として栄えてきた。天下の台所、もこの辺を指すのだろうか。


 

まあ、何でもある。中国、香港、台湾系に人気なのは食べ物。粉もののみならず、洋菓子系の人気も高い。私は探していた手ごろな小さなリュックを1つ買う。東京では見つからなかったものが大阪にはある。地下鉄2駅分を歩き、なんばへ。





 

そして難波で昔のお知り合いに会い、ランチ。それからホテルに戻って荷物を取って、新大阪へ行き、新幹線で東京へ戻った。長いようで短い国内旅行だった。